月曜からおつかれさまです!今週もゆるゆるお仕事がんばりましょう…!とのことで5/12の母の日公演をもって、今年の滝沢歌舞伎を締めくくってきました!いろいろ相方に声かけてもらったりして、南座からバランスよく見させてもらって…感謝しかありません!
最後は2階のど正面から見させてもらいましたが、何度か見てるはずなのに、最後までいろいろなことに気付かされた公演でした。
■見る場所による違い
南座では1階正面、新橋では2階斜め横や正面から見させてもらって…1階のときはもちろん臨場感や迫力を感じたし、2階斜め横のときはそれまで見えなかった奥行きを感じて演出のダイナミックさや細やかさに感動(冒頭の大量の桜が奥から手前に迫ってくるかんじは、特にすごかった…)2階正面からは全体感が見えてその全体として緻密に計算された美しさに圧倒されて…同じ作品でも見る場所によってこんなに違うものか?と驚きました。
■自分の見方の変化
見る場所による違いもあるけど、自分自身の見方の変化も今回すごく感じました。
今までの歌舞伎は7〜8割かな?双眼鏡ロックオンして終わってたと言っても過言ではないけど
推し(深澤辰哉)以外も見たいという欲がどんどん湧いてきて抑えきれなかった!!!笑
特にMaybe。あの華奢で病的に白くて消えてしまいそうな儚さをまとった、しんどすぎるふっかを目の前にしたら普通ならロックオンしか考えられないだろうに、もう周りが圧巻すぎて、そうはさせてくれなかった。何度も言うけどラウール、佐久間のあの芸術性とパッションはもう…すごい。あれを無視することなんてできない。阿部ちゃんも最終日にちゃんと見れて、普段と違うクールさにべた惚れだったし、あの曲をあのメンバーであの構成でやろうって言った人天才。これも滝さま案なのでしょうか。。。
■カメレオンのような深澤辰哉
ふっかについて。いろんな色に輝きながら、あるべき姿でその場にすっととけこむ…まるでカメレオンのような人だなと思いました。
組曲や腹筋太鼓で見せる、華奢で折れてしまいそうな身体と、しんどそうな表情から垣間見える男のたくましさ。
Maybeで見せる、華奢で病的に白くて消えてしまいそうな儚さ。
世の男とも女とも違う次元で生きる、圧倒的な存在感とすばらしい人間性と愛され力を見せつけられる、お丸。
ころころころころ変わっていくんだけど、そのどれもが違和感なくて…周りが見えてるからこそできることだよね。
まだまだ見足りないけど、ひーくんのお誕生日祝いがすてきなものになることを願いながら、残りの公演の成功を心からお祈りしたいと思います!とりあえず映像化希望!!!お丸さんのお誕生日会の特典DISKを心より希望!!!!!!!!!!