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ジャニーズは夢の世界ではなく現実。うまく取り入れてヲタ活と日常生活のいいとこどりをゆるゆるめざしてます。

やっぱりふぉ〜ゆ〜史上最高の舞台 SHOWBOY

「SHOWBOYはふぉ〜ゆ〜史上最高の舞台だった」

 


2年前のわたしはそう綴ってました。再演お願いします!ヤルシカナイネ!!!!とも。

まさかその夢が叶うとは…言ってみるものですね。まさにフクダムス。

 


当時、史上最高だった舞台はやっぱり今回も史上最高で…みなさんがおっしゃってる「全人類SHOW BOY観て」に、首がもげそうなほどに全力同意。自分なりにあらためての感想を、綴らせていただきます…!(以降ネタバレ注意)

 

 

 

 

 

 

◻️パフェのような何階層もの魅力

今回いちばん感じたのは、「魅力が何層にも何層にも重なってる」ということ。その深さに驚きました。

 


SHOWBOY をパフェに例えると、華やかなパフォーマンスやおしゃれな演出、コミカルな笑いは上のいちごやアイス。それだけで十分おいしく満足できる。

でも下に進むほど、人生の切なさや哀愁が出てきて、さらにはふぉ〜ゆ〜 自身の人生が見えてくる。

全部味わい尽くしたときには、涙がこぼれてる。

 


パンフレットのウォーリーさんの言葉にも

「それぞれ異なるタイプの影がある」と書かれていて。「その影が俳優としての彼らの深みに随分と貢献していると思う。カレー料理にわざといれる珈琲やチョコレートのような役割。」とも。

 


その影が、自分が感じた深さだったんだなあと気づいて、ウォーリーさんがおっしゃることをちゃんと感じ取れていたことに嬉しくなりました。

 

 

 

 


◻️今のふぉ〜ゆ〜が演じるからこその魅力

2年前に比べ、4人からより一層の自信と覚悟を感じた気がしました。

 


言い方に語弊があるかもですが…

初演が25×4人で100点だとしたら、あまりにも一人ひとりがバージョンアップしすぎていて100×4人で400点、なんなら400点以上の感動があったなあと。

 


パンフレットでウォーリーさんが「うまくいってない男たちの話を、もううまくいってる人たちがやることになっちゃったなってかんじ」とはおっしゃってましたが…

ふぉ〜ゆ〜も自信と覚悟を本格的に持ち始めたタイミングで、過渡期というか。だからこそのなんとも言えない今だけの輝きを放ってるのかなあと…

辰巳さんの「いつまでも自虐ばっかりしてないで(笑)演劇界でちゃんとやっていく覚悟をそろそろ持ったほうがいいのかなと最近思う」という言葉に表れてますよね。

 

 

 

◻️全員主役

最近は気をつけるようにしてるし、大人になるにつれて観劇の仕方も変わってきたけど…ジャニヲタの観劇スタイルって、ついつい担当に双眼鏡をロックオンして全体を見失いがち。でもこの作品はもう目が足りないし、福ちゃんファンのわたしだって他全員気にせずにはいられませんでした。

 


好きな人を見たい欲より、俯瞰して全体を見たい。「作品を楽しみたい欲」が勝つ。これってジャニヲタにとっては実は、すごいことだなと。

 


カンパニーの雰囲気の良さが伝わってくるし

全員表情がほんとうにイキイキしてて…

最後終わったあとに、それぞれの関係がどんな結末を迎えたのか?がそれとなくわかるような演出もたまりませんでした。一つひとつ、どの関係性も魅力的で。

 

 

 

 


◻️あまりにも良すぎる曲たち

えっと…サントラ出しませんか?

(初演のときも言ってた)

あまりにも曲が良すぎます。

 


PM21時の5時〜♪ にはじまり(笑)

※本当は歌詞違うのにマツが変な替え歌をするせいで上記が定着w

ルッキングフォーエンジェルはキャッチーな振り付けとあいまって頭から離れない!すきです!

 


Welcome to the SHOW BOATとWelcome to the SHOWBOYはその華やかさに圧倒され、わたしいま最高のエンタテインメントを見せられてる〜〜〜!!!!って感じすぎて気付けば涙止まらず。笑 あれはなんの涙だったのか、いまだに自分でも説明ができないです。多幸感?感慨深さ?理屈抜きの感動?そのすべて?

忘れられない時間でした。

 


あと今回特に曲の良さと歌詞の良さとハーモニーの美しさにうっとり…だったのは

ペーパームーン

ノーバディーズパーフェクト

 


ペーパームーンのギャンブラーと少女のハモリにうっとり…ピアノも…ときめきすぎました。

こっしー本当に弾いてるんだもん…軽率に恋。

 


ノーバディーズパーフェクトのディーバ(マフィア)と支配人のハモリもすてきでした。

女性とハモると、いつも以上に上手に聴こえるんだよなあ…ふしぎ…(すみません)

 


話それますが、マフィアが支配人にやさしくしてるところがとっても好きでした。

裏方がお姉ちゃんを毎回こまやかにエスコートしてるのも。。

 


初演時はあまり意識してませんでしたが、マフィアのディーバ変装とか、見習いが裏方に恋してるとか、LGBTQ要素も今の時代にあっててよいなあと…

いろんな価値観があっていいよね、って押し付けがましくないかんじでさらっと伝えてるのがいいですよね。

 


ちなみに、いちばん泣かされた歌詞は初演に引き続きこちら…

 


「ねぇ誰が言ったんだ

   始めるには遅すぎるって

   30代のアイドル

   このまま消えて行くって

   人生はもう変わらないって」

 


見習いが台詞で「もう34。今年35なんだよ!」ってハッキリ言うのもたまらないですよね、

 


ちょっとだけ、ふぉ〜ゆ〜自身のことを思い出させられるし同年代(ちょっと下だけど)としてはとても考えさせられる台詞。なんかね、20代最後も焦ってたけど、30代前半って独特の焦りがあるんですよね。35までに何か成し遂げなきゃ、軸をつくらなきゃ、みたいな。(同世代のみなさんどうでしょう…?)そんなすぐに変われないし、成し遂げられないんだけど、福ちゃんがパンフでも言ってるとおり

「ちょっとだけ成功した一瞬に光をあてるようなお話」だから勇気をもらえるというか。

 


小さな成功に、ちゃんと喜びを感じることの大切さを教えてくれて…

ふぉ〜ゆ〜にそれをやられるともう、あまりにもこちらに伝わりすぎます。

 

 

 

◻️ウォーリーさんの演出

ウォーリーさん演出の舞台はなぜすべておしゃれなのでしょうか?センスの塊とはこのことか、と…

シーン転換の人物紹介映像がおしゃれすぎて好きすぎて、本人たちそっちのけで見入ってしまうほど。

音楽も映像も…フォントひとつとっても本当にたまらなく好きです。(伝われ)

 

あとはなんといっても、時系列の見せ方!

「…と、その前に」を挟むことで違和感なく、見てるこちらも時間を行ったり来たりできる秀逸さ。

繰り返しをあまりにも自然に演じるキャストの演技力の高さもあいまって…すばらしかったです。

 


あと、華やかなショービジネスの世界から

ふっと哀愁ただよう現実へ…という緩急がたまらないんですよね。

影があるから表が際立つんだよなあと、気付かされます。

 

 

 

カーテンコールでグータッチする4人が泣けるなあとか、

裏方の生着替えやソロダンスたまらないなあとか、

4人のアカペラのときのたたずまいがたまらなく好きだなあとか、

「おじさん」最高か?こんなおもしろかった??とか、

少女になっておじさんに落ちたいなあとか、

見習いのマジックがシンプルにすごいなあとか、裏方への愛がたまらなく愛しいなあとか、

ディーバなマフィアやっぱりさいこう!

マツにしかできない!マツの才能開花!

根底にあるやさしさやかわいらしさが出せるのはマツだからだよね!!!とか、

しょこたんの日替わりアドリブのクオリティえげつないですよね!?

 


とかとか…ほんとに魅力を語りだしたらキリないです。これを読んでくださってる方々と、観劇した・しないにかかわらず、ぜひ語り合ってみたいのでお声がけいただけたらとってもうれしいです…SHOW BOYファンのみなさまとつながりたい!ヤルシカナイネ!!!!!!