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ジャニーズは夢の世界ではなく現実。うまく取り入れてヲタ活と日常生活のいいとこどりをゆるゆるめざしてます。

垣根を越えて交差する「推す」ということば

あなたの「推し」は誰ですか?

そう聞かれたらなんと答えるだろう…ふと、考える。

ジャニーズ好きなわたしの場合は一番応援してる、いわゆる「担当」?各グループの中でいちばん好きな人?そう考えると実は定義って曖昧で、だからこそ便利な言葉なのかなあと思います。

 


わたしはふぉ〜ゆ〜が好きでこの間いつものように、彼らのmildomのゲーム配信番組「ふぉ〜ゆ〜の人生はゲームじゃないか!」を見てたんですが。

 


Switchの「ジャストダンス2021」っていうゲームでふぉゆがKPOPグループNCTのダンスを踊っててそれがめちゃかっこよかったんですが…

「ふぉゆがNCTを踊った」ってつぶやいたら、ふぉゆファン以外の人が「見たかった!!!」って何人か声をかけてくれたんです。いつもはこんなに声かけてもらえることないのに、KPOPをジャニーズが踊ることにこんなに需要があるのかと、驚きました。

 

 

 

ジャニーズとKPOP。

混ざってるなあ、交差してるなあ…

 

 

 

また違う日。ジャニーズファンじゃない友達とお茶に行って、Produce 101Japanの話になって。

その子はKPOPが好きだからその視点で語り。

わたしはジャニーズ時代から唯一知ってた、たじー(田島くん)とヴァサイエガの視点で語り。

 


グローバルボーイズグループとジャニーズ。

混ざってるなあ、交差してるなあ…

 

 

 

これまでジャニーズのファンは「ジャニヲタ」と呼ばれ、ジャニヲタは自分が応援してる人のことを「担当」という言葉を使いつつ、その世界だけで生きてたような印象があって。

 


今は「推す」という言葉が市民権を得て、ありとあらゆるジャンルのファンやヲタクが「推す」という言葉で繋がれてるのかもしれないなあと、ふと思いました。

 

 

 

宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』。

 

 

 

先日わたしも読みましたが、きっといろんなジャンルの人たちが手に取ったのだろうなあ…と。

 


例えばこれが

 


『担当、燃ゆ』

 


だったら、他のジャンルの人には伝わらないですもんね。極端な話。

 


一方で「推し」という言葉に若干の違和感をもちながらジャニヲタをしている自分もいるのは、事実で。自分にとっては20年以上当たり前にやってきたことなので、流行り言葉の「推す」にはめられて再定義されて…推すってなんだろう?が自分の中でもよくわかってないのかもしれないです。

 


でもそのおかげで、いろんなジャンルが好きな人たちと繋がれるのはおもしろいしありがたいなあと思います。

 


所属する事務所から飛び出して、いろんなジャンルに挑戦しに行くアイドルがいることともリンクして、なんだか悲しまずに済むというか…勇気づけられるというか。

 


わたしの24年間担当してきた人も、いよいよジャニーズ事務所をやめてしまうし。。

 


時代の変化を、感じます。

 

 

 

かつてはコミュニティの中でひとり「ジャニヲタ」していた大学時代の友達と、今はジャニーズファンとして繋がれてたりするのも「推す」という土台のおかげなのかなあ。

言葉の変化と共に、時代の変化を楽しみたい。

もっともっと交差して、自分の世界を広げていきたい。

そんなふうに思います。