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ジャニーズは夢の世界ではなく現実。うまく取り入れてヲタ活と日常生活のいいとこどりをゆるゆるめざしてます。

最高を超えてくる舞台 SHOW BOY

数日間の上演中止を乗り越えて、再出航した舞台「SHOW BOY」。Show Must Go Onが大事なメッセージにもなってるこの舞台だからこそ、いろんな事情を乗り越えてショーを続けてくれていることがより一層ありがたくて。そんなありがたみを噛み締めながら、7月15日夜公演に今年初乗船してきました!

 

ここで2019年の感想を振り返ると、タイトルはこれで  

ふぉ〜ゆ〜史上最高の舞台 SHOWBOY - 10220

 

2021年の感想を振り返ると、タイトルはこれ。

やっぱりふぉ〜ゆ〜史上最高の舞台 SHOWBOY - 10220

 

で、今年はというと……記載のとおり。最高を超えてきました。今年は大幅に変わってる!バージョンアップしてる!との前情報はあったし、ネタバレを全力で回避する中でも「泣ける」って噂は聞いてたのでハードル上がりまくってたのですが。

 

それでも最高としか言えないくらい私の語彙力では表せない良さだったし、泣きました。

切なくて、とか辛くて、とかじゃなく。いっぱい笑ったしとってもとっても幸せなのに、気づいたら涙がこぼれてるという。あんなお天気雨みたいな不思議な体験は、なかなかないと思います。

 

今回かなりの良席で、前の方かつど真ん中だったことも相まって、まず4人が登場したときの迫力に圧倒されちゃって。。なんだかそこで既にうるっとしてる自分がいました。4人揃って見れることが2019年よりも、2021年よりも当たり前じゃなく贅沢に思えて。それぞれの場所で戦って強くなって帰ってきた4人かっけー!ふぉ〜ゆ〜かっけー!みたいな(笑)

 

大勢のキャストがいる中でも自担がいる舞台って、自担にロックオンしちゃいがちじゃないですか。でもSHOW BOYはほんとにふぉ〜ゆ〜4人はもちろん、他のキャストも全員一人ひとり追いたくなるくらい、全員のドラマが舞台上に詰まってるのが伝わってくるんです。

 

ウォーリーさんがそれをすごく大切にしてるとおっしゃってたけど、本当にどこをとってもウォーリーさんの愛とこだわりを感じます。4人のキャラクターだって、もう再再演となるとなんの意識もせず普通に受け入れちゃってるけど……あらためて見ると4人の本質を見抜かれててすごいなと……!4人の何を知ってるんだ?ってかんじで恐縮すぎますが、表面的にわかりやすく見えてないけど「なんとなくそれぞれこういう部分が根底にあるよなー」が長らく見てる私たちファンにも共感できて。心からふぉ〜ゆ〜を愛し、認めてくれる、かつ最高にプロフェッショナル!なクリエイターさんが手掛けてくれるふぉ〜ゆ〜の代表作を見られる私たちは幸せ者だなあと、しみじみ感じます。

 

この先思いつくがままに綴ります!ほぼ自分の記録用なので読みづらかったらすみません!

 

◻️福田悠太 as 裏方

どれだけコミカルでも軸がしっかりした美しいターン、とにかく楽しそうな表情で「顔で踊る」かんじ、軽やかな側転にタップ……福田悠太のダンサーとしての魅力がぎゅっと詰まってて。バージョンアップした裏方に、たくさん幸せをもらいました。そういえばこの人の全力で楽しそうに踊る姿を見て落ちたんだよなー!と初心に戻ってみたり。それにしてもおじさんギャンブラーとの絡みも、マジシャンとの絡みもかわいすぎて(マジシャンに関しては裏方にときめくマジシャンがかわいいのか笑)目足りなかったのであと100回くらい見たい……

 

◻️越岡裕貴 as ギャンブラー

なんだか今回は越岡さんに終始惚れ惚れしてました……4人並んで登場したときから「かっこよ……!?」って見惚れちゃったし、ペーパームーンのピアノとかこんなうっとりしてたっけ?ってかんじだったし、最後のショーの裏MVP(?)は確実におじさんだし……とにかく好きです!!!おじさんがリアコなのか越岡さんがリアコなのかもはやわからないけど、いずれにせよ越岡担がうらやましくなるほどワイルドさと品の良さを持ち合わせた役でしたね、とあらためて。

 

◻️辰巳雄大 as マジシャン

いやー今年のマジシャン、めちゃめちゃバージョンアップしてましたね!!!まさか観客巻き込んだ本格マジックまでやるなんて!好きな言葉をお札に書いてください、と言われて「合格祈願」と書かれてた今日の方、さすがでした!笑 年齢に関する自虐的なセリフは毎回恒例だけど、今回もありましたね「俺もうすぐ40なんだけど笑」って笑 でもメガネザルくん……いや、見習いくんほんとかわいくて、裏方への淡い恋心を抱きながらエンジェルにアプローチされる姿、愛しすぎるよなあ……!ずるい!

 

◻️松崎祐介 as マフィア

もう、見てる間に何度「この人は真のふぉ〜ゆ〜の宝だ」と思ったことか……ちょっと神がかってますよね、マフィアというかディーバのときのマツ。コミカルでチャーミングでオーラがあって。その上今回はその裏にある葛藤や影の部分もより見えてきて、惹きつけられたなあ。。特に支配人とのノーバディーズパーフェクトはとってもチャーミングなのに強いメッセージ性があって。このご時世、特に刺さりますよね……性別とか年齢とかいろんなくくり方があるけど、みんな同じ人間であることは変わりなくて。完璧な人なんていないんだよー!と。

 

◻️他キャストのみなさま

しょこたんの支配人、ちょっと不器用なところ含めてチャーミングですきだなーとあらためて!!!と、思ったら最後は圧倒的なマイクパフォーマンスで魅せられて。ギャップにやられる!!!

高田くんの主演ダンサーは前回以上に存在感も、笑えるポイントも増しててよかった〜!裏方の良さは彼がいるからこそ出るのでありがたいし、実はかなりキーになる存在ですよね……!少女は森田みなもちゃん回でしたが、大人っぽすぎて惹きつけられたし、同じ少女でも演じる方によってこんな変わる!?ってびっくりしました。ギャンブラーの振る舞いも少女によって変わるだろうから奥深い……大廣アンナちゃん版も見てみたい!

他のみなさまも、ウォーリーさんがおっしゃってたように一人ひとりが詳細な背景をちゃんと持って演じられてるのが伝わってきて、全員の人生の物語がぎゅっと舞台に集まってるからこそのエネルギーに圧倒されました。。。

 

◻️There's No Business Like Show Businessの歌詞

みなさんが泣けるとおっしゃってたのはこれだったんですね〜!これまでも、「ねぇ誰が言ったんだ始めるには遅すぎるって30代のアイドルこのまま消えて行くって人生はもう変わらないって」この歌詞で泣けてたのに「4人でここまで来た」って要素が付け加えられていて。

パンフも読みましたが、音楽担当の和田さんがこんなことをおっしゃっていて

(ウォーリーさんからもらった)歌詞の種をみてみたら「4人でここまで来た」というワードがあって、ますます面白いなと。だって「4人で」って、もう完全に役ではなくてふぉ〜ゆ〜じゃないですか(笑)

そうなんですよね、4人セットの役柄じゃないのにここだけは完全に役を無視したふぉ〜ゆ〜のための歌詞になってる!笑 いいの!?って思わず聞きたくなりますが、最後の最後でそれを出してくれるウォーリーさんと和田さんのふぉ〜ゆ〜への理解の深さと愛を感じすぎました。

世の中に存在するどのグループも、メンバー誰一人抜けてほしくないけどふぉ〜ゆ〜に関しては一周回ってそんなことも思わないというか。4人でいるのがあまりにもあたりまえすぎて。でも、結成当初は25%×4=100%だった4人が、今では100%×4=400%……いや、それ以上の頼もしさがあるなと勝手に感慨深くなってみたり。とにかくこの4人についていけば一緒に夢を見続けられるし、絶対裏切られないし(絶対なんて軽々しく使っちゃいけないのを承知の上で)紆余曲折を共にしながら幸せな人生を歩める気がして。一生ついていきたい人たちだなーって、思います。

 

長々拙い言葉で語りましたが、とにかく全人類に見てほしい名作です。私が富豪だったらチケット買って配って歩き回りたいくらい。次は名古屋の大千穐楽なので、それまで首を長くして待っていたいと思います。

ヤルシカナイネ!!!!

 

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