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ジャニーズは夢の世界ではなく現実。うまく取り入れてヲタ活と日常生活のいいとこどりをゆるゆるめざしてます。

GO MORITA FUN MEETING

森田剛がファンミーティングをする。

初めてお知らせが来たときには全剛くんファンに衝撃が走ったのではないでしょうか。一方で、剛くんがいかに(一見ぶっきらぼうでも)奥底でファン思いで愛情深い人であるかは剛くんファンが一番わかってると思うので……素直に受け入れることができる側面もあり。

ただ、最初に発表されたときには月曜日の日中のみだったので「まじかよー!」と叫びながら泣く泣く応募するのをあきらめてたのですが。

その後追加公演が発表され、ありがたいことに1月15日第3部に行かせていただきました。

始まる前は左手に盆栽をととのえる盆栽職人さん、右手に粘土で人のような形をつくるまこっちゃんさんがいらして。(後で紹介されるまでまこっちゃんさんだとわからず失礼しました!←後列にもかかわらず双眼鏡を忘れる失態をおかした人)

一体何が始まるんだろうとドキドキしながら、暗転。女性の方の歌声が鳴り響いて、剛くんが和服姿で登場し、一人芝居が始まりました。

愛する人が亡くなった後にその人を食べてしまえるだろうか」的な文学作品でしたが、あれはどなたの作品だったんですかね……知識がなくお恥ずかしい……

いきなりディープな世界に没入しつつ、芝居が終わると照明が明るくなって「森田剛です」とあらためて挨拶があり。

そのあとは会場から剛くんに質問したい人を募集し、剛くんがあてた人5〜6人がなんとステージに上がって剛くんと対峙する質問コーナー!(お互い座布団の上に座ってなんだかかわいらしかったです)

選ばれた方に「黒子の指示にしたがってください!」って剛くんが言ってたけどまさか黒子のうちの一人がOSRINさんだったとは!!!豪華すぎる!!!!笑

選ばれたみなさんはすごく動揺&緊張されていて(そりゃそうだよね…!)ほんとお疲れさまでした、ありがとうございましたの気持ちです。

質問の中で印象的だったのは、長く応援していて、人生にV6・剛くんが欠かせないって方が質問されてたときに「剛くんが考えるファンとの距離感」について語ってたこと。

(自分の存在に)依存してることに気づいて頼るのはいいけど、気づかず依存したままこの先の人生を歩むのはあまりよくないのでは……というニュアンスだったかな。要はお互いの存在に依存しなくても成り立つくらいお互い自立しつつ、その上で一緒に歩んでいこうよってことなのかなと勝手に解釈しました。

「男性ファンについてどう思う?」という質問とあわせて(これについては最近声かけられるのが100%男性だから薄々男性に好かれてるのは勘付いてた!って言ってました笑)

V6メンバーと共演するなら誰としたい?については剛くんらしい答えで。

他の人のことについてこう言う場で勝手に言うのは嫌いだし、自分も話してほしくない。もしそういう話が来てもこの先はわからないけど、今は断る。浮ついた気持ちで会いたくない。自信持って、覚悟を持って会えるだけの状態になれるまでは会わないのでは……というニュアンスだったかな。他の人のことについて勝手に語りたくない!については昔からぶれてなくてさすがだなーと。

「一番好きなV6の曲は?」の質問についても「答えようと思えば答えられるのかもしれないけど、今の自分が答えるのは違うと思う」と言っていて。やっぱりそうだよね、と思いつつ。

事前に質問を募って、答えやすいもの・答えたいものだけを選んで答える形式とか、いくらでもやりようはあったはずなのに……あえてどんな質問が来るかわからない状況で、ファンをステージに上げるってとんでもない信頼と愛情だなと。広く浅くじゃなく、関わるならとことん深くファンと関わり合う。ずっと前のソロコンサートでも感じたことだけど、そのスタンスは変わってないのだなと思いました。そんな剛くんのことをみんな知ってるから、たとえ全員が平等の体験ができなくてもそれを受け入れて、あたたかく見守る森田剛ファンがすごく好きだなーと!

質問コーナーの後は剛くんが好きなものを紹介するコーナー。今まで文字でしか知りえなかった「植物が好き」「メダカが好き」の情報だけど、まさかこの目で現物を見れる日が来るなんて!ありがたくて感慨深かったです。(あ、Astudioとか一部では見てたか)

植物はお気に入りのアガベたちを5つかな?紹介してくれましたね。それぞれどうやって手に入れたのか?のエピソード付きで。

(ちなみにファンのアガベ所有率が低すぎて剛くんちょっと引いてました笑 メダカ飼ったことある人は多かったですけどね……私はどっちも手上げてないですけど……)

地方公演に行ったときに植物店に電話して、お店に置いてないことがわかると「家行かせてください」って言う剛くん。それを新幹線の机や飲み物置くところに置いて丁寧に持って帰ってくる剛くん。愛しいなーと思いました。植物好きは変わってる人が多いけど、みんないい人だそうで。そういう植物を通した人間関係づくりも好きなんだとか!

それはメダカも同じで、その後の「メダカ紹介コーナー」でもそんな話をしてました。

おじさんに信用されず、「お前に売るメダカなんてない」的な態度を最初とられたけれどそこで火がついてしまった剛くん。笑 めげずに質問していくと「あんたメダカ歴何年?」って聞いてもらえるようになって、最後には譲ってもらえることになったなんて話をしてました!こういう「キリキリした人間関係、嫌いじゃない」って言っててなんとも剛くんらしいなあと。芸能人とか関係なく、どこまでもフラットな関係を求めてることもよくわかりました。

私たちファンとも、愛はもちろんありながら、ある意味「緊張感のあるフラットな関係」を求めてるのかな。

些末だけど近所のコンビニで「メダカフェス」なるものをやってた!って話をしたときに客席が笑ったら「バカにしないでくださいメダカフェス」って熱く語ってたのめちゃかわいかったな(笑)メダカフェス……笑

コーナーの終わりがけに、MOSSグッズとして試作中のメダカを飼う桶(?)みたいなものも嬉しそうに紹介してくれました。二重構造になってて、内側に子供・外側に親を飼えるようにしたいけどなかなか作るのが難しいんだとか。一般的にも売ってないらしいです。

というわけでメダカ紹介コーナーのあとはメンバー紹介!ここで初めて盆栽職人さん、まこっちゃんさんの紹介があり。(まこっちゃんさんが粘土で作った「女の鬼」のお披露目も)お二人の作品は終演後にロビーで見ることができました。(当日中のSNSアップはNGでしたがもう大丈夫なはずなので…最後に載せます!)

最後は、今日みなさんにお見せしたいものがある!と言って、この日のために作ったという短編映像「又鬼(MATAGI)」を紹介してくれました。グッズ情報が出たときに「MATAGI POSTER」って書いてあってこれは一体……?とみんながなってた中、最後に答え合わせができたという(笑)映像の紹介の仕方も秀逸で、「この時期ですし習字やります」と言って久しぶりだなーなんて言いながらステージで書き初めをしつつ、表れた文字が「又鬼」というね。しかもこれサラッと紹介してたけど、「こんなのが作りたいっていうのをOSRINに話して……」とOSRINさんが手がけたことが判明!!!しかも他のスタッフの方々も、みなさんの情報によるとめちゃ豪華らしいですね……さ、さすがすぎる……

内容はまあ予想どおりなんですけど、難解でした!まず基本情報から。wikiによれば

マタギ(又鬼)は、日本の東北地方・北海道から北関東、甲信越地方にかけての山間部や山岳地帯で、伝統的な方法を用いて集団で狩猟を行う者を指す。 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E3%2583%259E%25E3%2582%25BF%25E3%2582%25AE

らしいのですが、剛くんが又鬼の兄弟の兄で、弟と狩りをしてるシーンから始まり。と思えば現代のスーツ姿の剛くんが出てきたり、見てるうちに時空を超える感覚があって。いい意味で「私は今何を見させられてるんだろう」と不思議な感覚になっていきました……とてもじゃないですが私の語彙力では語りきれないので、いつか何かの形で配信・販売されることを期待しましょう(笑)

映像を流してる間に剛くんが退席してそのまま終わりかな?と思ってたのですが、ちゃんと最後までステージにいてくれて、手を振りながら挨拶してくれました。

終わった後はグッズ列を横目に(今回は購入見送りましたが……すいません!)「剛くんかと思ったら違うんかいw」という謎に大きく飾られた照明さんのかっこいい写真を見つつ、盆栽とまこっちゃんさんの鬼を見つつ……会場を後にしました。

全てが終わって、「あー楽しかった!!!」っていうシンプルな感情にはなれなくて……なんだか私たちファンはどうあるべきか、すごく考えさせられるファンミだったなあ、と。欲望のままにあれこれ消費していく日々の中で、立ち止まって考える機会になればいい的なことを剛くんが言ってたけど(完全にニュアンス)今まで体験したことのない、唯一無二の時間であり空間でした。

「剛くんらしさ」を感じるところはもちろんたくさんあって、さすがずっと好きでい続けてきた人だなー!と思いました。その一方で、人のことを勝手に、わかったように語るのが好きじゃない剛くんに怒られそうなので。安易に剛くんらしいという言葉を使わないように気をつけなきゃなあとも思いつつ。

多分私たちは、「今」を生き続ける森田剛のことを本当の意味で理解することなんて永遠にできないし。せいぜいわかったフリができる程度。だからこそ剛くんは魅力的で、奥深くて、こんなにもずっと追い続けてしまうのだと思います。これまでも、今も、これからも。

 

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