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ジャニーズは夢の世界ではなく現実。うまく取り入れてヲタ活と日常生活のいいとこどりをゆるゆるめざしてます。

滝沢歌舞伎ZERO2022

歌舞伎なんて何億年ぶりな気がする…気のせいかな?と思っていたらまさかの2019年以来の観劇でした。滝沢歌舞伎ZERO2022。


もう下手したらこのまま一生観れないのでは…とさえ思っていた中で岩本担の相方が見事当選してくれて、連れてってくれて、終始大感謝の中4/24の昼公演を観劇してきました。


2019年といえばSnow Manが9人体制になった年。ラウール以外の8人での姿を初めて観た、京都の南座。9人での姿を観た、新橋演舞場


あのときの何とも表現できない気持ちを思い出しつつ、ありきたりな言葉にはなってしまうけれど…3年ぶりに歌舞伎での9人を観て、とにかく感慨深かったです。


多くの演目で意外な変更があって驚きながらも、「変わらない良さの中にある変わっていく良さ」のバランスがとてもよく、見事でした。


歌舞伎独特の多幸感に包まれながら、私たちファンも原点に戻るような感覚。この感情は生の滝沢歌舞伎でしか感じられないものだよなあ、と観劇できるありがたみを噛み締めていました。

 

 

というわけで演目ごとに振り返ります!

この先ネタバレ注意です…!

 

 

 

◻️オープニング ひらりと桜

光の中浮かび上がる9人のシルエット。そこから9人の姿が見えたと思ったら「よぉいやさぁ〜!」と共に大量の桜がぶわっっっっと落ちてきて、舞い上がって。


いやあ…何回観てもこの瞬間は、震える。というかシルエットの時点でかっこよすぎてなんだかもう涙が出そうでした。


実は翔太が尻もちついて桜まみれになっていた、と知ったのは観劇後で(笑)私はひたすらに儚い深澤さんを目で追ってました…白くて細くて(いい意味で)クールに淡々と踊る儚い深澤さん、好きなんですよね…

 

 

◻️いつか

これ、過去にやっていた曲だったんですね!?恥ずかしながら存じ上げずでしたが一人ひとりの映像&ローマ字で名前が表示されて、一人ずつ紹介されていくのがかっこよすぎました。照明もメンカラだったかな。とにかくローマ字表記のラウールはずるいのよ。「Raul」って短くて、圧倒的に字面がかっこいいのよ…

 

 

◻️Breezer

モノトーン衣装の目黒とラウが風に吹かれながら、クールに歌い踊るおしゃれ曲。これ曲も演出もほんっっっっとかっこよくて他担からするとうらやましい!!!!の一言でした。でもあれはスタイルオバケであり、独特のクールでアンニュイな雰囲気が出せるあの2人だからこその世界観なのかも。もうスタイリッシュの一言。おしゃれすぎ。

 

 

◻️Into the sky

ふっかダテさま翔太!アップテンポなキメキメ曲で、メンカラ衣装でバシバシ殺陣をきめて。いつものエレクトリカルパレード的演出(伝わる?笑)も合わさってもりだくさんでした!!!目が足りない!!!!わたわた追ってたら終わっちゃったからもう一度見たい!笑

 

 

◻️変面 

毎年楽しみすぎる、変面。(変面だいすき)今年は一人なのね!?しっとり演出なのね!?と驚いていたら、まさかの曲が「卒業」(泣)ここにきてタッキー&翼の名曲くる?しっとりと和のテイストにアレンジされた卒業の中で舞うひーくん…泣けましたわ…

 

 

◻️My Friend

佐久間が飛んでる!阿部ちゃん歌ってる!と思ったら康二もきたーーー!!!まさかの3人!まさかの組み合わせ!でも、絶妙なバランスすぎましたね…あれができちゃう佐久間はすごいし、(あらためてダテさまの凄さも感じつつ)阿部ちゃんと康二の歌、よかったなあ…誰も想像しなかった組み合わせがあんなにしっくりくるなんて。演出のセンスと本人たちの力だよなあ。すごい。

 

 

◻️腹筋太鼓

それまで少し遠慮しながら双眼鏡を使ったり使わなかったり…だったみなさんが、腹筋太鼓になった途端、それぞれの担当にロックオンしてがっつり双眼鏡使い始めたのに笑いました。もちろん私も。笑


相変わらず華奢な身体で、クールに、でも懸命に太鼓叩くふっかの姿に惚れ直しましたね…


そして冒頭、バルコニーの影ちゃんと横原くんよ!!!!間近で見る迫力と息のぴったり具合に心打たれすぎて…か、影横最高かよ…と静かに大興奮してました。あのクオリティの高さはちょっと、普通じゃない。

 

 

◻️ Feel the light,Lovely

来ました、噂のスノ新曲!!!曲も衣装も振り付けもフォーメーションも大優勝。全体的に色気があって、おしゃれで。


あの衣装(パーカー風の首元ゆるいトップス)を深澤さんに着せたのはどなたですか?感謝の気持ちを込めて菓子折り持っていっていいですか?


さすがYOSHIEさんな、さりげなく色気ある振り付けに釘付けでした…こちらも菓子折り案件…

 

 

◻️歌舞伎

恒例の生化粧。インパク→スノへの質問コーナーで、「カメラに抜かれたときの映り方を教えてほしい!」というテーマ。深澤くん以外の方に教えてほしい、的なくだりになりつつ(笑)ふっかが「やっぱりこの人に聞くのがいいと思うんですよね…いつもかっこよくて…みんな聞きたいと思うんですよね…」と前振りしつつの「康二!」とこーじに振るふっか。思わず声出して苦笑してしまったお客さんがいたらしく「誰や今声出したの!」と客席につっこむこーじ。笑


抜かれ方を説明して教えてあげるだけでなく「やってみせよか?」と自ら実演し始めたこーじに「普通自分から言うか!?!?」と笑いながら突っ込むふっか。最高なふかこじタイムで大満足でした。

 

歌舞伎本編は、ひーくんの圧倒的主役感!ただならぬオーラ!は今回も変わらずなんだけど…MVPはダテさまですね。他と比べて特別目立つ役というわけじゃないのに、もう上手すぎて歌舞伎役者の方かと思うくらいの安定感があって、プロの仕事を見させられた〜〜!!!というかんじ。特にふっかとかは立ち回りとかも現代の「ダンス」感が出てしまうのだけれど、体幹からして、身体の使い方からしてもう全然違うんだろうな。この才能はもっともっと世に見つかるべき…本当に…

 

 

◻️花鳥風月

9人の連獅子…!同じ曲でもこれまでの花鳥風月とは全く違って、特に印象的な演目変更でした。これまでの花鳥風月への未練も多少ありつつ、9人が放つオーラと迫力がすごくて圧倒されます。これだけ人数がいるとちょっとシュールだなと思ってしまう瞬間もあったけれど(すみません)このシュールさと凄さの紙一重こそ、歌舞伎の醍醐味。最後の「命削ってやってる」という毛振りを見たら、いいもの見せてくれてありがとうの気持ちが止まりません…!

 


◻️その他

あと、どのタイミングでしたっけ…インパクが転換の間に踊るところ(毎回必ずあるやつ←伝わります?笑)がさいっっっっっこうでインパク沼に落ちる準備、いつでもできてます!!!となりました。

 

 

◻️二幕 鼠小僧

最高すぎて何度も声出して笑いそうになっちゃったなあ〜〜今年の鼠小僧!!!冒頭の登場人物紹介。映像での一人ひとりの紹介のされ方が、キャッチフレーズもエピソードも含めさいっっっっこうでいきなり爆笑。しかも紹介の声やってたの影ちゃんだったとは!!!!一緒に入った相方が絶賛してたけど、うますぎてプロ感ありすぎて私に至っては影ちゃんだと気づいてませんでした。笑


お丸担としては今年も「お丸充」な至福の時間を過ごさせてもらったのですが…まさかの金ちゃんのお葬式シーンから始まると思わなかったし、金ちゃんとお丸の初絡み(意外!!!)が笑えすぎて腹筋崩壊するかと思った。笑

 

お丸がインパクを役名で次々呼ぶくだりで、基くんのことだけなぜか役名でなく「もとい」呼びしてて。それを聞いた、死んでるはずの金さんが笑いを堪えきれず、終始爆笑してしまい、話が全然前に進まないという。笑

 

「あなた、いいかげんにしてよ!先に進めないじゃないの!」ってお丸が笑いながら金ちゃんを叱ってました。笑


でも一番笑ったの、何気に徳俵さんの会見のシーンかも。阿部ちゃん演じる日和見安兵衛が絶妙に突っ込んだりフォローしたりすることで徳俵さんのおもしろさが倍増するという、最高のコンビネーション!!!!徳俵新之介の良さを最大限引き出してくれて、安兵衛ありがとう!の気持ち。(誰)


金ちゃんが金ちゃま(犬)になったことによって新吉、お丸、金ちゃまのシーンも見れたわけだけど、よかったなあ…!団子屋では3人の絡みが笑えすぎたかと思えば、お丸が新吉を気にかけて見に行くシーンは普通にしんみりといいシーンだし。笑


あと銀さんね!金さんってやっぱり偉大だったんだなあ〜〜!とも思いつつ、寂しがる銀さんの何とも言えない可愛らしさが全面に出てて最高に愛しかった!!!おそ松さんのエンドといい、「かわいそうでかわいい」キャラがハマりすぎてて好きです。笑

 

忘れちゃいけないのが、毎回楽しみなお丸の武器。今年はホウキでした!ホウキ振り回して武器にするお丸…ちゃんと団子の柄がついてるのが何ともチャーミング。お丸は今年も最高でした。

 

 

◻️WITH LOVE

開演前からずっと会場で流れてたWITH LOVE。最後にあらためて聴くと、懐かしさと愛しさと感動と…いろんな感情がぐわああああっと込み上げてきて、一言で言うなら「幸せをありがとう」と。化粧を落としきって、スッピン状態でスノが歌うWITH LOVEがなんとも言えない魅力で好きなんですよね…


そして最後の立ち位置が、ひーくんとふっかの間に影ちゃんという私得でしかない並びで、双眼鏡の中で広がる世界が幸せのかたまりすぎました。

本当にありがとうございました。

 

 

ひーくんの最後の挨拶にもあるように、これまで長く受け継がれてきた滝沢歌舞伎が、これからどういう形で受け継がれていくのかなあ…なんてことにも少し、思いを馳せつつ。


少なくとも今は、今の時代にしか見られないこの「滝沢歌舞伎」をできる限り体験できたら幸せだなと。(次いつ観られるかわからないけれど…)


そして最後に。

あれだけ恐れてたインパク沼。


表情で踊る人に弱い私は、今回圧倒的に表情で魅せてくれたあなたに完全に落ちました…この「落ちる」感覚久しぶりすぎて、4月24日が記念日になるレベルでした、とだけ言っておきます。


影ちゃんこと影山拓也くんへの思いは果たしてどうなっていくのか!?今後の展開に乞うご期待!笑

 

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