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ジャニーズは夢の世界ではなく現実。うまく取り入れてヲタ活と日常生活のいいとこどりをゆるゆるめざしてます。

滝沢歌舞伎ZERO Final 222回公演 映画館生中継

行ってきました、歌舞伎Final生中継!

もうこのまま二度と歌舞伎を観れることなく一生終わるのか!?と思ってたので、映画館生中継は本当にありがたすぎて。全国の映画館で生中継だなんてとんでもないことですよね。舞台班と映画班のみなさまの連携とか、どれだけ人が入るか読めないところとか、いろいろ考えるとたくさんの大人たちがいろんな事情を乗り越えて、滝沢歌舞伎に尽力してくださったのだなあと……当たり前に思っちゃいけないなと、ありがたさを噛みしめています。たくさんのSnow Manファンを救ってくださり、ありがとうございます。

 

Snow Manがどんどん大きくなり、遠い存在になっていって。周りに愛と熱を持つ人が増える中で自分の気持ちに正直、自信を持てなくなっていたけど……私自身、今回の生中継のおかげで救われました。

 

2016年に歌舞伎を観て、本格的にSnow Manと深澤辰哉に落ちたこと。好きになった理由としてお丸の存在といわふかの尊さが大きかったこと。三宅健が出ていなければもしかしたら観に行ってなかったかもしれないこと。三宅健がこんなに後輩と近い距離になって、いつしかV6の歌が滝沢歌舞伎の演目の定番になったこと。などなど……自分がSnow Manとふっかを好きになった原点がたくさん詰まってて。観ながら理屈抜きに目が潤んでしまいました。

 

歌舞伎はいつだって他のどこでも味わえない多幸感に溢れていて……それは滝沢さんの愛がたっぷり詰まった舞台だからで。

今回はSnow Man演出とのことでどうなるかな?と思ったけど、名前を出してはいけないヴォルデモートのように扱うことなく、滝沢秀明という方への愛とリスペクトが感じられたのがさすがスノ!と思いました。

どれだけ大きいものを作り上げ、舞台に立ち続けていたのか。滝さまの偉大さを、彼が舞台上にいないからこそあらためて感じるし、受け継がれることの尊さよ……

 

なんだか「ファイナル」という言葉にピンと来ないまま観に行ったけれど、ずっとずっと受け継がれていくと思ってたこの唯一無二のエンターテイメントが、もう二度と上演されることがないのかと思ったら急に寂しくなってきました。

「桜は散るのではなく、舞う。」という劇中の岩本さんの言葉がこんなに沁みたことがあったでしょうか。

どれだけSnow Manが大きくなって、個人それぞれの活躍の場が広がっても、最後締めるところ締めるのは岩本照なところもグッときました。それを影でそっと支える妻のような深澤さんを想像したりもして。2人がこれまでどれだけダメ出しを受けて、私たちに見えないところでいろんなものを受け止めて引っ張ってきたのかと思うと、それもまた泣けてきて。もう、感謝しかないです。

 

つらつら長くなりましたが以降、演目ごとの振り返りをしてみますので、ネタバレ回避したい方はご注意ください!

 

 

 

◻️ひらりと桜

◻️春の踊り

◻️いにしえ

 

今年も聞けた!春の踊りはよぉいやさー!!!

歌舞伎のオープニングってうまくいえないんだけど「きたあああああ!!!!!」みたいにテンションが爆上がる瞬間があって、それは音楽の盛り上がりによるもので、なんとも言えない快感があるんですよね。ちょっと頭がまだ生中継に慣れてないタイミングで記憶曖昧なので(笑)次観に行ったら追記します。とりあえずいにしえで、いないはずの滝さまの姿が見えて泣きそうになりました。

 

◻️仇討ち

深澤、宮舘、阿部の3人。阿部ちゃんはきっちりしっかり魅せる、舘さまはずっしり貫禄があってもはやその世界のプロ。深澤さんはというと、暑苦しさが一切ないサラッとした美しさが魅力で、これだわ……私の好きな深澤辰哉これだわ……と、なりました。(語彙力)男らしい演目なはずなのに、なんでこんなにも華奢できれいなんだ?モニターにアップになる瞬間とか、深澤さんどーん!とクローズアップされるときの彼が美しすぎて好きの気持ちを再確認しました。

 

◻️Maybe

V6のアルバム曲(もっといえば森田剛のプロデュース曲)がこんなにも歌い継がれる「滝沢歌舞伎の名曲」になるなんてびっくりだよね……としみじみ。毎年楽しみですが、今年は歌う渡辺さんと踊るラウという実力者たちのゴールデンコンビ。ラウのダンスは毎度、言葉を失いますね……圧巻すぎて。これ単体でお金とれるのではと思うほどちょっと別次元のパフォーマンスです。

 

◻️変面

きました!みんな大好き!わたしも大好き!変面!!!人数増えて3人になった、ちょっとだけシュールな変面も大好きでしたが今年は岩本さんのソロパフォーマンス。何が好きなのかと聞かれるとうまく言葉にできないけど、こんなにずっと顔が見えないのに見入ってしまう演目、他になかなかないよね?やみつきになります。

 

◻️足跡

佐久間、向井、目黒がしっとり歌い上げつつ優雅に踊る1曲。真ん中の一人が歌って、横の二人が踊って、の構図が続きながらも最後3人で正面向いて歌う瞬間にグッときて。最後に手を取り合って微笑み合う3人が尊すぎて「幸せになってね……」と謎の感情になるなどしました。

 

◻️腹筋太鼓

向かって右に岩本さんを見つけると、必ず反対側には深澤さんがいるこの安心感。みんな熱い中、相変わらず華奢でどこかサラッとしてる深澤さんがたまらないです。いつもは双眼鏡で深澤さんロックオンなのでそれができない残念さは少しありつつも……逆に全体を見渡せたので、腹筋太鼓の計算された美しさみたいなものが見れました。ナイスカメラワークでした!!

 

◻️DA BOMB(新曲)

え、なにこの新曲かっっっっっっこよ……?

今までにないこのジャンルを表現する言葉がまだ見つかってませんがとにかくちょっとダークなゴリゴリバチバチかっこいい系でラップまじりで全ヲタクが好きなやつでした。いきなり深澤さんで始まったときにはびっくりしたよ……深澤さん始まりとか慣れてないからやめてください(いややめないでください)深澤、岩本から始まり一人ずつ歌っていきますが、歌割りが納得感ありすぎるかんじでとてもよかったです。これは映像化されたらエンリピするやつや。

 

◻️生化粧

毎度おなじみ、歌舞伎の生化粧コーナー。さて深澤さんどこかなーと思って探すも、いない。え?まさか見失ってる?と思って人数数えるとやっぱり8人しかいない!なんでー!!!と思いながらも、今回は鼠小僧がないということでキャラクター紹介の映像が流れて。

 

ヴァサと長瀬くんがそれぞれのキャラクターの好きなところを発表していくなかで一人、触れられずに名前が出てこない人が……

 

「なんでわたしのこと言わないの!」

 

きましたよあの人が……まさかこんなタイミングで出てくるなんてね……もはや春の風物詩。

お丸さーーん!!!!!

 

鼠がないと聞いてドキドキしてたけど今年も無事に会えてよかった(泣)「ライブビューイング」をはじめ、滑舌悪すぎて終始カミカミだったけどあれは毎回のネタですか?笑 がんばってメンバー一人ひとりイジっててかわいかったな笑

映画見ながらの拍手は遠慮しちゃってあんまりできなかったけど、お丸さんをかわいいと思う人拍手!と言われたときには全力で拍手したお丸担です笑

 

◻️歌舞伎コーナー

MVPはどう考えても五右衛門の岩本さんと舘さま、氷の舘さま、蜘蛛の岩本さん。アイドルがやるレベルじゃないですよね……?圧倒的な貫禄とオーラ……圧倒されました。「本物の人たち」感。あと「男と女の舞」のカップルたちはやっぱり最高の組み合わせだし阿部ちゃん、佐久間の女形は安定の美しさ。それぞれソロの演目も観れてよかったな……なんであんなに華麗なの……

 

◻️四季

すごい、Jr.だけでこんなに長尺でしっかりした演目を魅せてくれるなんて!!!このチャンスを掴み取ったのは彼らにとって大きいよなあなんて思いつつ、全体で魅せるところと個人の強みで魅せるところのバランスがよかった。。個人で秀でたものをもってる人が、一時だけフォーカスされるのではなく、ちゃんとジャニーズ事務所の中で継続的に認められていってほしいなと思いました(過去のいろんな例を思い出しつつ)インパクが見れない寂しさ悲しさ切なさはもちろんありますが、その件は割愛します!

 

◻️組曲

フルバージョンが最高な組曲ですが、少しでも見られて嬉しかったです。全てを出し切って一心不乱に踊る姿。これに心打たれない人がいるでしょうか……?(いやいない)

ダボっとした黒シャツ姿と、特に深澤さんはそこから覗く華奢な腕がまたたまらくて……静かに興奮。曲の最後、どんどん盛り上がって高まりきって終わるかんじが大好きで思わずスタンドオベーションしたくなるほどでした!!!

 

◻️花鳥風月

きました、これまたみんな大好き花鳥風月!!!組曲に続き一心不乱に、でも美しく踊る9人に心打たれすぎて見入りすぎてあんまり細かい記憶がない……もう一度見たら追記します!!!!

 

◻️Memories

五条大橋に9人が並んで踊るって、あらためて斬新すぎて。こんな五条大橋の魅せ方あるのか、と。迫力あったし、ひたすらに美しいフォーメーションに見入ったな……9人のつながり、絆、みたいなものが伝わってくるパフォーマンスでした。これまでのいいとこどりみたいな今回の歌舞伎の中でも、最後までちゃんと新しい魅せ方を模索していくのが滝沢イズム受け継いでるかんじがして、また泣けました。。

 

◻️WITH LOVE

◻️LOVE

どれだけ毎年違った工夫を凝らしても、最後は必ずこれで終わる。やっぱり滝沢歌舞伎滝沢歌舞伎だ!という変わらない安心感と、多幸感がこの2曲にはありますよね。全てをやりきった後にリラックスしたスッピン姿で笑顔の彼らが見れると、こちらまで幸せな気持ちになれるから不思議。

 

 

演出・主演がSnow Manでありつつも、滝沢秀明という偉大な存在が築き上げたもの、初演から今まで関わった先輩や後輩、スタッフ、ファン、全ての人の思いを背負って、愛とリスペクトをもって上演された今回のファイナル。岩本さんの挨拶から、そのことがあらためてすごくすごく伝わってきました。

 

夫婦共に誕生日が22日で結婚記念日も2/22な自分にとって、今回偶然観させてもらった公演が222回だったことにもご縁を感じつつ。上演はまだまだ続くので。

来週また観に行くのを楽しみにしたいと思います。思い出したことは適宜追記していきますね……!

 

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